2023年12月号記事

地域シリーズ

鹿児島・熊本・山口

ウソ・ゴマカシ・責任回避にさようなら

"悪しき日本文化"からの脱却で
この国はよみがえる

日本社会に蔓延する、ウソ、ゴマカシ、責任回避……。
こうしたものがまかり通る背景には、一体何があるのか。
鹿児島、熊本、山口の三県の事例から、その正体に迫った。

鹿児島

「『原発推進』を選挙の政策に堂々と掲げているのは、まだまだ素人の選挙に見える。原発は争点にしないで選挙を上手く乗り切っていくのが定石だよ」

9月、あるライバル陣営の幹部からそうアドバイスされた幸福実現党鹿児島県本部代表の松澤力氏は、しばし立ち尽くした。

同党は2009年の立党以来、原子力発電の推進を掲げ、東日本大震災以降も、早期の再稼働を訴えてきた。原油、天然ガス、石炭の約9割を外国からの輸入に頼っている現状、太陽光や風力の発電施設で事故や環境破壊が起きている現状を踏まえれば、日本にとって原発は生命線だ。

「選挙で票を多くもらうことより優先すべきは、やはり地域の方々が本当の意味で幸せになり、日本という国の未来を良くしていくには『何が正しいか』を基準に政策を掲げ、有権者に信念を持ってお伝えしていくこと。それが政治家のあるべき姿ではないでしょうか」(松澤氏)

※文中の特に断りがない『 』内の書籍は、全て大川隆法・幸福の科学総裁著、幸福の科学出版刊。

 

 

次ページからのポイント

政治家の「ゴマカシ」「責任回避」で、大きな災害が起きている

政治家が本心を隠しているなら、他の国から信頼されない

日本社会に根を張る「妖怪性」を乗り越えろ

"偉人"にもある妖怪性の問題点を解決しなければならない