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2023年12月号記事
久留米
心が折れてたまるか!
困難な時代を生き抜く、強靭さ
国内外において先行きが厳しい現在──「心」に気づくことが生き抜く力となる。
2020年の給与所得控除縮小に続き、岸田政権は現在、少子化対策として社会保険料の上乗せを検討するなど、実質増税が各家庭を襲う。国民からの批判が強まる中、自民党はやにわに「減税」を唱えるも、解散を見据えたパフォーマンスと見る向きが強い。
一方で、中小・零細企業の資金繰り支援策として実施されたゼロゼロ融資が返済期限を迎え、企業の倒産はコロナ下を上回るペースで増加。国際情勢も動乱を極め、見通しは厳しい。政治による具体的な問題解決が求められるが、組織や個人としては、困難な時代をいかに生き抜くかが問われる。大川隆法・幸福の科学総裁は21年6月、法話「コロナ不況にどう立ち向かうか」で、必要なのは「レジリエンス(強靱さ)」だとし、次のように説いた。
「『心が折れる』などと簡単に言うような人は、もう厳しい」
「しなるけれども折れないで戻しが入ってくる、そういう強さを持たないと、個人としても、会社としても、あるいは組織としても残れない」