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関西電力は15日、福井県高浜町にある「高浜原発2号機」を再稼働させました。

《詳細》

同原発の稼働は、東日本大震災後の2011年11月に定期検査入りして以来およそ12年ぶりとなります。これで、国内で再稼働した原発は12基目となります。

関西電力は、原子力規制委員会が定めた新規制基準の下で、廃炉したものを除く原発7基すべてを稼働させたことになります。2024年3月期の原発稼働率は70%と、震災以前の水準に戻る見込みで、全電源に占める原発の割合も、前期の31%から大きく上昇する見通しです。

また、火力発電に使用する燃料負担の大幅な軽減も見込まれ、関電の24年3月期の連結純利益は前期の17倍の3050億円と、18年ぶりの最高益となる見通しだといいます。

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