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ロシアのプーチン大統領は12日、極東ウラジオストクの東方経済フォーラム全体会合に登壇し、演説とパネルディスカッションを行いました。翌13日は、北朝鮮の金正恩総書記を極東アムール州のボストーチヌイ宇宙基地で出迎えました。
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東方経済フォーラム全体会合に登壇したプーチン氏は、本会議のパネルディスカッションで、来年春に予定されている露大統領選への出馬について問われ、「年末に議会が日程を決定するので、その時にお話ししましょう」と語りました(12日付ロシア国営メディア「スプートニク」の日本語版などが報道)。
米大統領選も話題に上り、トランプ前米大統領の起訴について、「トランプ氏に起こっていることは、米国の政治システムの腐敗と彼らが他人に民主主義が何たるかを教える立場でないことを示している。これは政治的動機による迫害だ。彼らは自らの内部の問題を露呈させた。このことは我々が誰と闘っているかを示している」などと述べました。
また極東の経済については、「昨年、(極東が含まれる)アジア太平洋諸国との貿易が前年比で13%増え、今年の上半期はさらに18%伸びた」と強調。ロシア―ウクライナ戦争については、もしアメリカがウクライナに対話の用意があると見なしているなら、ロシアとの対話を禁止するゼレンスキー大統領の大統領令を撤回させたらいいと語りました。
翌日13日、プーチン氏は金氏と対面した際、基地での会談前に露メディアに対し、北朝鮮の人工衛星開発を支援する意向を表明。また金氏は会談で、ロシアとの関係は北朝鮮の最優先事項だとした上で、「我々はロシアとの関係をさらに発展させたい。我々はいつもプーチン大統領と露政府の決定を支持してきたし、今も支持している」と述べています(13日付「スプートニク」日本語版)。
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