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アメリカ国防総省がウクライナへの追加の軍事支援を発表し、その中に劣化ウラン弾の供与を初めて盛り込みました。
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ブリンケン国務長官は6日、ウクライナの首都キーウでゼレンスキー大統領と会談し、劣化ウラン弾を含む最大1億7500万ドル(約260億円)相当の軍装備品のほか、人道や財政など総額10億ドル(約1470億円)以上の追加支援をすると発表しました。
ブリンケン氏は会談の中で、「ウクライナの反攻という喫緊の課題のみならず、将来的な侵略の抑止」など、長期的な取り組みに向けて支援を惜しまない決意を示しています。
劣化ウランとは、核兵器や原子力発電で使用される濃縮ウランを作り出す過程で発生する放射性廃棄物の一種です。鉄の2.5倍の比重があるため、劣化ウラン弾は貫通力が高く戦車への攻撃に効果的だとされています。今年3月、イギリスがウクライナに供与したことで波紋を呼んでいました(関連記事)。
米国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官は、戦闘で使用しても放射性物質による人体への影響はないと述べていますが、後述のように欺瞞と言えましょう。
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