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ロシアのボリス・グリズロフ駐ベラルーシ大使は2日、ロシアはベラルーシの西側諸国の国境近くに戦術核兵器を配備すると述べました。
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ロシアのプーチン大統領は3月25日、ベラルーシに戦術核を配備することで合意したと述べ、ベラルーシのルカシェンコ大統領は31日、核兵器による第三次世界大戦が目前に迫っている語り、必要であればロシアの「戦略核」である大陸間弾道ミサイルも配備されるだろうと示唆していました。
グリズロフ氏は、4月2日に放送されたベラルーシの国営テレビに対し、「兵器は連合国家の西側の国境に移され、安全を確保する可能性が高まる」と述べました。戦術核の保管設備を7月1日までに建設し、ベラルーシ西部に移動させるといいます。
ベラルーシは、北にリトアニアとラトビア、西にポーランドと約1250キロメートルにわたって国境を接しています。3カ国はいずれもNATO(北大西洋条約機構)の加盟国ですが、ポーランドが昨年に西側の核兵器を自国に配備する用意があると発信していました。
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