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ロシア軍が18日より、ウクライナの東部ドンバス地方への大規模な攻勢を開始しました。
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ロシア軍は4月上旬、ウクライナの首都キエフ周辺から撤退し、東部に部隊を再配置していました。キエフ攻略を陽動作戦としてウクライナ軍をひきつける間、東部と南部を攻勢し、イギリスの領土にも匹敵する地域を新たに支配したとされています。
米国防総省によれば、ウクライナ戦線に投入されているロシア軍の地上部隊の主力で、800~1000人規模の兵士から構成される「大隊戦術グループ」がここ数日で11グループ増強され、計76に増えました。このほかに、22グループが再補給中であり、ウクライナ南東部のマリウポリを攻略できれば、12近くのグループを他の地域に回せるといいます。
ウクライナ東部の交戦は、主に平地になると見られます。ウクライナ軍はこれまで、住宅街や森林で身を隠してロシア軍に接近し、対戦車ミサイルで攻撃を仕掛けるなどしてきました。しかし東部では同様の戦い方が難しくなり、射程の長い火砲や戦車の戦闘が増えると予想されています。そのためバイデン米政権は、ウクライナに155ミリ榴弾砲を供与することを決め、ウクライナ軍の長距離火力をテコ入れします。
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