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ロシア国防省は14日、ロシア海軍太平洋艦隊の潜水艦2隻が日本海でミサイル発射演習を行ったと発表しました。
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ロシア海軍の最新ディーゼル潜水艦「ペトロパブロフスク・カムチャツキー」と「ボルホフ」は、水中から巡航ミサイル「カリブル」を発射。敵の艦船として想定した海上の標的に全て命中したといいます。ミサイル発射演習には、太平洋艦隊の艦船15隻以上や航空部隊が参加したとのことです。
日本海では8日から、アメリカ海軍第7艦隊の原子力空母「エーブラハム・リンカーン」を中心とする空母打撃群と、海上自衛隊のイージス艦「こんごう」や護衛艦「いなづま」、航空自衛隊のF2戦闘機などによる共同訓練が行われていました。米海軍と海上自衛隊は14日にも、日本海で弾道ミサイル発射などに対処するための共同訓練を行っていました。
この共同訓練は、北朝鮮の故・金日成主席生誕110年の記念日に当たる15日に合わせて、北朝鮮が核実験や弾道ミサイル発射などを行う可能性に備え、北朝鮮をけん制する狙いがあったと見られています。
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