2022年4月号記事

一倉定研究会理事が語る

自己チューを改め、コロナ禍を乗り越えよ!

1万社の中小企業を救った伝説のコンサルタント、一倉定。
一倉定の初期著作シリーズの復刻に尽力した山本氏に、「一倉定が生きていれば、コロナ禍に苦しむ社長にどうアドバイスを送るか」というテーマで話を聞いた。

一倉定研究会理事・税理士

山本 敏彦

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(やまもと・としひこ)1961生まれ。税理士を開業しつつ、一倉式経営計画の講師として研修も行う。YouTube上に「一倉定チャンネル」を開設し、一倉定の経営哲学を発信している。

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マネジメントへの挑戦 復刻版
一倉定 著
日経BP社

──社長の教祖と言われる一倉定さんの著書初期3部作を、山本さんは復刻しました。まず、著書の魅力を教えてください。

山本氏(以下、山): 一倉先生の本は長らく絶版となり、入手しづらくなっている状況を何とかしたくて、先生の息子の健二さんと共に復刻しました。

最近のビジネス本とは違い、先生の著書は石油ショックなどの不況を克服した生きた知恵が書かれています。コロナ禍の今こそ、時代をさかのぼって読まれるべきだと思います。

お客様回りで飯の種を拾う

──一倉さんが業績の厳しい社長に言葉をかけるなら、どんなメッセージになると思いますか。

: 一倉先生の著書『経営戦略』には、不況期の戦略として具体的にこう書かれています。