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反中姿勢を強めるインド政府は国家安全保障上の懸念があるとして、54の中国関連アプリを追加で禁止しました。

《詳細》

禁止リストに加わったのは、中国IT大手・テンセント(騰訊)や中国電子商取引最大手・アリババグループ、中国ゲーム大手・ネットイース(網易)によるアプリに加え、シンガポールのオンラインゲーム会社・シーが配信する人気モバイルゲーム「フリーファイア」など、中国との関係が明らかとされるアプリです。

2020年6月に、ヒマラヤの中印国境地帯で両軍兵士による衝突が起きて以降、インド政府は対中強硬姿勢を強化。既に、動画アプリTikTok(ティックトック)などを含む267の中国製アプリに対して使用禁止令を出しており、この度、そのリストに54の中国関連アプリが追加されたことになります。

中国製アプリに関してインド政府は、アプリを通じてユーザーの機密情報が収集・悪用される恐れがあると指摘しています。

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