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東京電力ホールディングスは6日、降雪などの影響で、東北電力など4社から最大192万キロワットの電力の融通を受けました。

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降雪によって寒さが厳しくなった6日午前15時台、東京電力の管内では、電力の供給量に対する需要の割合を示す「使用率」が、97%にまで上昇していました。これは電力のひっ迫度合いが「非常に厳しい」ことを意味します。

そのため東京電力は今冬初めて、北海道電力や東北電力、関西電力、中部電力から原子力発電所2基分程度の出力にあたる最大192万キロワットの電力を融通してもらいました。

こうした事態は、大幅な気温の低下で暖房用需要が増えた一方、降雪などの悪天候で太陽光発電の出力が低下したために起きました。

東京電力は、日常生活に支障が出ない範囲で効率的に電気を利用するよう、求めています。

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