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中国共産党の重要会議である第19期中央委員会第6回全体会議で11日、党の歴史の中で3回目となる「歴史決議」が採択されました。
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歴史決議とは、党の過去について評価を定め、新たな方向性を示すことです。
これまで、共産党の歴史決議が採択されたのは、1945年の毛沢東、1981年のトウ小平の時代の2回のみです。習近平総書記は、毛とトウに並ぶ歴史的指導者としての権威を確立し、「習時代の新たな幕開け」を宣言したことになります。
歴史決議では、「習近平の中国の特色ある社会主義思想」を「21世紀のマルクス主義」に位置付け、「共同富裕」や「自立自強」などの政策を推進していくとしました。
また、第20回党大会を2022年後半に開くとし、同大会で「全面的に社会主義現代化国家の建設に入る」という今後の方向性を定めました。
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