2021年12月号記事
地域シリーズ 九州
「メシアの警告」に応える
九州防衛でアジアの平和を守る
「日本滅亡の危機が迫っている」という救世主の警告が発されている。
その危機を具体的に理解するため、九州7県(沖縄を除く)から見た「九州防衛論」を紹介したい。
(編集部 山本慧、駒井春香)
「台湾問題は純粋な中国の内政であり、いかなる外部からの干渉も許さない」
「中国人民の国家主権や領土を守り抜く不屈の決心や強大な能力を見くびるな」
中国の習近平国家主席は10月の演説で、台湾統一を必ず実現させると豪語し、日本やアメリカなどが台湾防衛に関与する動きに強く反発した。
切迫する台湾有事
台湾有事は、多くの日本国民が考えている以上に切迫している重大な問題だ。
例えば、米トランプ前政権の大統領補佐官を務めたハーバート・マクマスター氏は3月の米議会で、「2022年以降が台湾にとって最大の危機を迎える時期になる」と証言している。22年2月に開催される北京五輪を成功させ、フリーハンドになった中国が、台湾侵攻を本格化させると指摘する軍事専門家も数多い。
中国が香港・台湾を取れば日本は滅亡の危機
そうした中、大川隆法・幸福の科学総裁は法話「今、メシアが語るべきこと、なすべきこと」で、西暦2100年の立場から今を振り返った時に、"変えるべき未来"があるのなら行動しなければならないと指摘。中国が香港・台湾を支配するかどうかが、21世紀の未来を左右する分岐点に当たると警告を発している。
「二一〇〇年の立場から考えるならば、今やらねばならないことは、例えば香港という都市が壊滅的になって、それを世界が傍観して、中国のなすがままに放置して、何らの反作用もない状態で、そのまま発展させていくというなら、一つの止めるべきポイントを見逃したということになると思います。香港を護れということです」
香港・台湾問題は日本の命運に直結している
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