2021年12月号記事
ニュートンは霊界科学と
フリーメイソンのグランドマスターだった
世界を今、科学万能主義・唯物論が覆おうとしている。
だが大川隆法・幸福の科学総裁は8月に説いた法話「地球の心」において、近代科学の祖と呼ばれるアイザック・ニュートンが一種のオカルティストであったこと、そして、神秘思想の本流であるヘルメス思想(*1)を受け継いだ秘密結社「フリーメイソン」の初代グランドマスターであったことを強調した。
(*1)ギリシャの繁栄の神ヘルメスとエジプトの智慧の神トートを同一視し、その偉大なる神の理想の実現を目指す神秘思想。魂の覚醒や理想世界の建設等が説かれ、その教説をまとめた文献は『ヘルメス文書』と呼ばれる。
近代科学の祖は「最後の魔術師」
ニュートンといえば、「万有引力」「光の解析(プリズム)」「微積分」といった三大業績を残し、古典的物理学を大成したことで知られる。ここから世界を理性的に分析する科学主義が始まったようにも見える。
だが、ニュートンの遺稿を手に入れ、生前の研究を知った20世紀の経済学者ケインズは、彼の実像を知ってこう驚嘆した。
「ニュートンは『理性の時代の最初の人』ではなく、『最後の魔術師』だ」
科学者は副業で錬金術師が本業
錬金術は"神の証明"だった
神秘主義と合理主義の融合を目指した