この世が便利な社会になるのにつれて、心が分からず、心の存在自体が見えなくなっている人が増えている。その結果、自分や相手の気持ちが理解できず、人間関係で葛藤を覚える人も多いだろう。

そうした方々にお勧めしたいのが、俳句や短歌を書き、心を見つめることであるというのが、大川隆法・幸福の科学総裁が10月中旬に説いた「『大川隆法 俳句・短歌 習作ノート』講義」である。

大川総裁は宗教家として立つ前の、大学3~4年ごろに書いた俳句と短歌を中心とした『大川隆法 俳句・短歌 習作ノート』をこのほど出版(内部経典。詳しくは幸福の科学までお問合せください)。本講義では、その中から50以上の作品を自ら解説するという貴重な内容となり、その主要な論点が、先述した心の見つめ方であった。

俳句や短歌などを書くと、心が可視化される

言葉一本でもって多くの人々に感動を与えてきた大川総裁は、心が分からないと悩む人に対して、こうアドバイスを送る。

心が見えないとか分からない、説明できないっていう方、自分の心も分からないという方、人の心も分からないっていう方は、俳句とか短歌とか詩とかを書く練習でもしてみると、心が見えてきます。だから、可視化できるようになってきますね

俳句や短歌を書くことは、心が実態をもって見えてくるという。さらに、そうしたものを創作することは、特に宗教家や伝道師として重要な側面をもたらすと大川総裁は語る。

言葉を修練するというか、(言葉を)磨くことはとても大事です。だから、歴史に名前が遺っているような宗教家は、たいてい、同時に詩人でもあります。詩的な言葉が美しいので、それで(教えなどが)遺っているのが多いですね

歴史に名を刻む宗教家は、詩的な表現に満ちた教えを残し、人々の心の琴線に触れたからこそ、今なお現代人の生きる指針になっているというのだ。

座禅の代わりになるという"効用"も!

さらに大川総裁は、俳句などを書く過程で、自分や他人の心を見つめることは、自らの守護霊が世界を見ている感覚と同じになってくると言及。その上で、作品を考える時間が「簡単なというか、座禅の代わりになるかもしれませんねえ。こういう俳句とかをちょっと考えてみるだけで」と述べ、仏教的な修行に通じるものがあるとした。

人々の喧騒やスマホなどからいったん離れて、俳句や短歌をつくる時間を持てば、さまざまな人の気持ちに寄り添える人になれると思わせる講義だった。

本記事は、法話のごく一部のみを紹介している。法話では上記の内容以外にも、次のような論点が言及された。

  • 俳句や短歌などを書くことは、◎◎予防になる
  • 松尾芭蕉と与謝蕪村への評価
  • 俳句などを書くのは、下手でもよいのか?
  • 大川総裁が「よく出来ている」と語る作品とは
  • 詩などを書けば、心に〇〇ができて、人生に〇〇が出てくる
  • 日記代わりに俳句をつくる意義

 

ここに紹介したのは法話のごく一部です。

詳しくは幸福の科学の施設で、ぜひご覧ください(下記参照)。

・幸福の科学サービスセンター Tel:03-5793-1727

火~金/10:00~20:00 土日祝(月曜を除く)/10:00~18:00

・同グループサイトの支部や精舎へのアクセス

http://map.happy-science.jp/まで。

 

 

【関連書籍】

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詳しくは、幸福の科学までお問合せください。

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