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子供時代の読書量と大人になった時の知的能力に、明確な相関性があることが国立青少年教育振興機構の調査で分かりました。
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調査によると、小学校から高校生までの間に読書量が多かった人は、大人になった時に物事に進んで取り組む「主体的行動力」や、客観的・論理的に考える「批判的思考力」、自分を理解し肯定する「自己理解力」が高い傾向にあるとのこと。
さらに、紙の本で読書する人はパソコンやスマートフォンなどで読む人より、同様の行動力や認知能力が高い傾向にあることも分かりました。
一方、文部科学省によると、公立校の学校図書館の一人当たりの年間貸出冊数は2020年度、小学校の49冊に対し、中学校は9冊、高校は3冊と進学するにつれて減っています。若者の「活字離れ」を危惧する声も少なくありません。
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