コロナ・パンデミックで混沌とする世界の趨勢について、俯瞰する洞察を得るため、大川隆法・幸福の科学総裁は6月18日、メタトロンという宇宙存在の霊言を行った。
霊言は「メタトロンの霊言『危機の時代の光』」と題し、全国の支部や精舎で公開されている。
地球の歴史を「金魚鉢のなかの金魚」のように見るメタトロン
地球には遥か昔から、無数の宇宙人が訪れ、時に歴史に関与してきた。メタトロンは「いて座のインクルード星」という場所から飛来してきており、そのうちの一人とも言える。しかしその中でも一線を画し、イエス・キリストとも魂的な繋がりのある「救世主級」の存在だという。
足場は宇宙にあるものの、地球人の繁栄と幸福を憂い、多くの文明が栄枯盛衰を繰り返す歴史を見守り続けてきた。そして現在進行形の情勢も、「金魚鉢のなかの金魚」のように見えているという。
現在、地球はコロナを発端として、中国と西側諸国との間のパワーバランスが揺らいでいる。西側は先進国も途上国も大打撃を受け、その隙に中国がここぞとばかりに影響力・領土の拡張を図っている。西側ではこれを包囲しようとの動きもあるが、各国とも自国のコロナ対策という重荷を引きずっており、経済的苦境でも中国に足元を見られている。
まさに、一寸先は闇。今後のコロナ感染状況、地域紛争のタイミングや結果、ロシアや中東の動きなど、さまざまな変数でいつ世界地図が塗り替わるか分からない。かつての世界大戦や冷戦時代に匹敵する、複雑かつ予測困難な時代だ。
「その中で日本もどう身を処すべきか」というのは、政治家たちを葛藤させている。
今、世界にはどのようなシナリオが待ち受けているのか。そしてそのシナリオを変える分岐点というのは、どこにあるのか。
台湾、ベトナム、そしてイギリス──コロナ感染を左右する"政治的理由"
メタトロンの見立てを聞くと、世界の現状認識として、「自然発生・感染するコロナと、ワクチンなどの科学で戦っている」と考えると、とんでもない間違いを犯すことになると分かる。
本誌・本欄ではコロナ・パンデミックは中国が仕掛けている世界戦争であり、各地で猛威を振るう変異株も、同国の仮想敵国に投入されたものであることを示してきた。これは陰謀論で済まされる話ではなく、現在進行形で起き、究明し止めなければ、今後も起き続ける問題だ。
なぜ、完璧な水際対策をしていた台湾で感染拡大したのか。なぜ、ベトナムに流行り始めているのか。イギリスで再び大感染が起きる意外な要因は何か。そして、世界中のワクチンで収束できないと"分かった"先に、中国が考えていることは何か──。メタトロンは、一連の情勢を鳥瞰・透視するかのように、その見立てを語った。
とはいえ「まさか中国もそこまで悪いことはしないだろう」と考える人は多いだろう。メタトロンは、そうした性善説的な見方の盲点である、中国に数千年来流れている国家観やメンタリティについて指摘。そしてその根源には、宗教の不在があるとして、昨今の混乱の根本原因と根本対策を示した。
中国優位の流れを変えるのは日本
こうした時代認識を持った上で、中国による世界支配が完成する流れを変える分岐点は何か。メタトロンは「キーマンは日本だと思うんですよ」と語る。そしてその理由について、現在の国際関係のバランスや、日本の歴史的な役割などを挙げて説明した。
とはいえ鍵となる日本の政治は、世界的正義の実現という観点で見れば、かなり心もとない状況にある。メタトロンは、菅首相が五輪断行にこだわる本心や、五輪前後のコロナ感染状況を左右するもの、それに伴う政局について言及。
そして日本や世界で求められる価値観の戦いや意識改革の在り方を示した。
本霊言では他にも、以下の論点について言及があった。
- アメリカで再び取り沙汰されている「コロナの武漢研究所流出説」についてバイデン政権はどう認識しているか?
- G7で中国に厳しい意見が出た背景とは?
- 中国が対象国にコロナウィルスを持ち込む方法とは?
- 世界中の非難を中国側はどう捉えているのか?
- 対中強硬のオーストラリアに中国はどう対応するのか?
- 世界が学ぶべき第二次世界大戦の教訓とは?
- 日本の政局を左右する小池東京都知事、マスコミの動き方
- 今の日本の状況が「安倍政権時代の政策のご破算」を意味している理由
- 世界の混乱の背景にある、地球侵略を狙う宇宙勢力との関係
- メタトロンなど宇宙存在が問題視する人類の「総天狗化」とは?
- 第二次世界大戦の背景にあった宇宙存在の介入について
ここに紹介したのは霊言のごく一部です。
詳しくは幸福の科学の施設で、ぜひご覧ください(下記参照)。
・幸福の科学サービスセンター Tel:03-5793-1727
火~金/10:00~20:00 土日祝(月曜を除く)/10:00~18:00
・同グループサイトの支部や精舎へのアクセス
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