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中国の海洋調査船「海洋地質九号」が12日午後、最南端の沖ノ鳥島周辺の排他経済水域(EEZ)内を無断で調査していたことが確認されました。

《詳細》

第3管区海上保安本部によると、中国の調査船が海中にワイヤーのようなものを延ばしながら航行していたのを、哨戒中の航空機が確認しました。

調査船は沖ノ鳥島の南南東296キロ沖に漂泊。航空機は「事前の同意のない調査活動は認められない」など無線で中止を要求しました。

昨年9月にも、中国の海洋調査船が出入りを繰り返しながら、およそ3週間の調査活動を行っていました。

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