《ニュース》
アメリカの大手IT企業が1-3月期の決算を発表し、大幅な増収増益を見せています。
《詳細》
グーグルの親会社アルファベットが27日に発表した1-3月期決算は、最終利益が前年同期の2.6倍である179億3千万ドルとなり、四半期ベースで過去最高を記録しました。また、コロナ禍で在宅勤務が定着し、主力である検索連動型の広告収入が30%増となったほか、動画投稿サイトのユーチューブが49%増と好調でした。アルファベットのスンダー・ピチャイ最高経営責任者(CEO)は27日の電話会見で、「人々はかつてないほどグーグル検索に頼っている」と喜びを見せました。
アップルが28日に公表した1-3月期決算も売上高が四半期ベースで過去最高の896億ドルとなりました。次世代通信規格「5G(第5世代)」対応の新型iPhoneがけん引役となり、利益はほぼ倍増し、236億ドルとなりました。
フェイスブックが28日に発表した1-3月期決算でも、売上高は前年同期比46%増の254億4000万ドル。純利益は95億ドルと、ほぼ倍増となりました。それぞれ四半期ベースで過去最高となりました。
人々が新型コロナ感染を避けるために外出を控え、オンラインに費やす時間とお金が増えた結果と言えるでしょう。
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