2021年6月号記事
ペットカメラや検温システムで
中国があなたを"監視"している!
近年、急速に普及した安価で高画質、高性能なネットワークカメラやコロナ禍でよく接する検温システム。
これらが中国の「手先」として個人情報を収集しているとしたら……。
カメラが勝手に動き出して、中国語が聞こえました!」「録画の一部がざっくり消えていることがあります」……。安価で高画質の動画が映せると、近年人気のネットワークカメラだが、普及に伴い、このようなクレームが聞かれるようになった。
離れて暮らす家族や隣の部屋で眠る赤ちゃん、留守の間のペットの様子などが確認できるため、設置する家庭が増えている。
多くは指定のアプリをスマートフォンなどに入れると、リアルタイムで映像が確認できる仕組みだ。相互通話や遠隔操作、暗視撮影や動体検知などを売りにする機種も多い。企業や店舗、工場の監視カメラも、求めやすい価格になったこともあり、普及が進む。
しかし、安価な機器のほとんどは中国のメーカー。そのメーカー指定のアプリを入れ、クラウドに保存するということは、中国のサーバーに情報が全て記録されることと同様だ。
写真はイメージです。
アマゾンで米制裁企業のカメラがベストセラーに
中国の顔認証技術はソフトバンクやイオンモールにも設置!?