《ニュース》

アメリカの大学と中国共産党との不適切な関係について調査を続けている米教育省はこのほど、米アラバマ大学に対し、新型コロナウィルスの発生源とされる「中国科学院武漢ウィルス研究所」をはじめ、中国の教育機関や企業との契約、贈呈品、寄付契約の記録を提供するよう書簡で求めました。

《詳細》

教育省が同大学に送付した22日付の書簡では、高等教育機関は外国との間で交わされた贈与や契約に関し、連邦政府に報告するよう法律によって義務づけられているとした上で、「アラバマ大学は、中国・武漢にある武漢ウィルス研究所と結んでいると疑われるパートナーシップについて報告しなかったようだ」と警告。

2015年1月以降、中国共産党から受け取ったあらゆる贈呈品や締結した契約、関わった人物の連絡方法などを、今後30日以内に報告するよう求めました。

報道によると、武漢ウィルス研究所がホームページの「国際協力」欄にアラバマ大学の名前を掲載していることから、教育省が調査に乗り出したとのことです。アラバマ大学は、同研究所とのパートナーシップを否定しています。

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