《ニュース》

トランプ米政権が、中国人民解放軍と関係があると認定した制裁リストに、中芯国際集成電路製造(SMIC)と中国海洋石油(CNOOC)などを追加する見通しであると、ロイター通信が11月30日に報じました。実行されれば、アメリカからの投資が禁じられることになります。

《詳細》

トランプ政権が制裁リストへの追加を検討するのは、半導体受託生産の中国最大手のSMICと、南シナ海で資源開発を進めるCNOOCなど4社です。国防総省によれば、現在、リストには31社が登録されており、もし追加されれば合計35社になります。

トランプ政権は、中国の人民解放軍と民間企業が連携する「軍民融合」戦略を問題視。中国の民間企業を通して、軍の技術力が高まっていることから、投資そのものを禁じることで、中国の軍事拡張を止める狙いがあります。

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