ゴールデンウィークの東京駅。往来自粛の影響で、新幹線の乗車率は10%に満たなかった。写真:アフロ
2020年7月号記事
ニュースのミカタ 5
社会
県境での"検閲"表明続々
「来ないで!」は人の道に反していないか
「来県自粛」を求める動きが、各県で相次いでいます。
岡山県の伊原木隆太知事は4月22日、新型コロナウィルス感染防止策として、来県者らの検温を実施すると発表。「声をかけられた人が『まずいところに来てしまった』と後悔してもらうようになれば良い」と語りました。大阪や兵庫などから訪れる人が増えることを警戒したものでしたが、批判や苦情の声が寄せられ、伊原木氏は28日に謝罪。検温は中止になりました。