東日本大震災の被災者支援のため、インド政府が国家災害対応部隊を日本に派遣することを決めたと26日付産経新聞が報じている。2005年の同部隊創設後、海外への派遣は初めて。今回の派遣は46人で、宮城県利府町を宿営地としてがれきの除去作業や簡易医療を行う。また、ネパール政府も5000枚の毛布の提供を決め、26日夜には羽田空港に到着予定という。

ちなみにインドとネパールは、震災発生直前の2月末から3月初めに大川隆法・幸福の科学総裁が訪れて説法を行い、その様子がテレビで生中継された国である。特に、釈尊が悟りを開いたインドのブッダガヤでは4万人を超える聴衆が集まり、会場に入りきれない人も数万人。説法はテレビで生中継され、70人近い報道陣がつめかけた。大川総裁はデリーにおける説法でこう語った。「私がここに来たのは(中略)、日本人とあなたがたインド人が友好関係を持ち、共に新しい時代を創るためでもあります」

インドはヒンズー教を中心に多様な信仰が栄えるスピリチュアルな大国だが、仏教発祥の地でもある。釈尊の生誕国ネパールも仏教信仰が篤い。両国からの支援は、仏教が説く慈悲の心に根ざすものでもあろう。災害支援をきっかけに両国と日本の物心両面の結びつきが深まり、新しい時代に向けたパートナーシップが強まってほしい。(格)

参考映像:インドのマフーアテレビが報じた大川総裁のインド巡錫の様子

(You Tube画像 http://www.youtube.com/watch?v=LfzM9A7kcDc

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