2019年4月、北京で開催された中国「一帯一路」会議にて。写真:ロイター/アフロ。
2019年7月号記事
ニュースのミカタ 2
国際
日露平和条約
ロシアをG8に戻せば交渉は進展する
「日露平和条約締結に向けた勢いが失われた」
プーチン露大統領の発言を証明するかのように、5月上旬に行われた河野太郎、ラブロフ両外相の会談は、"不発"に終わりました。
交渉の停滞は、ロシア側に原因があるとする見方が多くあります。日本側は、二島返還の立場へと譲歩したのに、「ロシア側が態度を硬化し、北方四島の主権を主張した」という論理です。