EU離脱をめぐり、イギリス議会が連日揺れています。

メイ首相がまとめた離脱案は、すでに三度(4月5日時点)下院で否決されています。現状では、4月12日に離脱期限を迎えるため、イギリスは与野党協議を通じて新しい離脱案をまとめると共に、EU離脱期限の延期を求める方針を示しています。

とはいえ、いくら期限を延長しても、今のままではEU離脱問題は解決しそうにありません。すでに3月29日に設定されていた最初の離脱期限を延長しており、EU側としても「そろそろいい加減にしてほしい」という感じになりそうです。

場合によっては、もう一度離脱をめぐる国民投票が行われ、EUに残留する可能性もあります。

なぜそこまでモメているのか、今後イギリスはどうなるかについて整理してみました。