戦後処理について話し合った1943年のカイロ会談。左から、蒋介石、ルーズベルト、チャーチル。
2019年4月号記事
大川隆法総裁 霊言Report
蒋介石霊言で浮かび上がる
中国に広げるべき台湾の価値観
中国は近年、本気で台湾をのみ込もうとしています。
しかし中国と関係を強める日本の政財界からは、「経済規模に勝る中国に平和的に併合されるなら構わない」「紛争や戦争さえ起きなければいい」という空気すら感じます。
本当にそれでいいのでしょうか。そもそも、台湾が中国に支配された歴史はありません。今こそ、両国の成り立ちや建国時の指導者の考えに遡って、「何が正しいか」を考えるべきでしょう。
大川隆法・幸福の科学総裁は2月、日本の敗戦後、毛沢東率いる中国共産党との内戦に敗れ、中国大陸から台湾に渡った蒋介石(1887~1975年)の霊言を行いました。
台湾で白色テロ(*)などを行ったため専門家の評価は分かれますが、蒋介石の霊は南京大虐殺について、「 そんなのあるわけない。日本軍が大虐殺したことなど見たことない 」と語りました。
また、「 大東亜共栄圏の八紘一宇の思想は悪い思想じゃなかった。日本を盟主として、いろいろな植民地になった国を独立させて一大交流圏をつくろうとしていた。これ自体は間違っていなかった 」と断じました(書籍『蒋介石の霊言』に所収)。
(*)1947年2月28日以降、蒋介石率いる中国国民党政権が台湾で行った民衆への弾圧。87年まで戒厳令が敷かれた。
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