英ロンドン郊外のウィンザー城で、ヘンリー王子とメーガン・マークル妃の結婚式が執り行われました。この結婚式は、"異例の式"となりました。
説法をしたのは、英国国教会系の米国聖公会を束ねるカリー総裁主教。アフリカ系アメリカ人で、聖書の代わりにタブレットを用い、米公民権運動の黒人指導者、キング牧師の言葉を引用しながら、「愛には力がある」と情熱的に説法しました。
また結婚式には、昨年5月のマンチェスター自爆テロで負傷した少女や、聴覚・知的障害者の支援者、リサイクリング活動に取り組む教師、貧困家庭の若者に職業訓練を施す菓子職人なども招待されました。
こうした"型破り"な結婚式には賛否両論ありましたが、そこにはアフリカ系アメリカ人の母を持ち、人道支援活動に熱心なメーガン妃の思いが表れているようです。