イラスト:菊池としを
2018年5月号記事
新・過去世物語 人は生まれ変わる
渡部昇一の過去世
人は、何度も生まれ変わりながら、魂を磨き、人格を向上させていく永遠の存在。その生まれ変わりの過程は、一人ひとりの個性によって彩られた物語となる。幸福の科学の霊査で明らかになった著名人の「過去世」をひもとけば、時を超えて輝く魂の性質が見えてくる。(文中敬称略)
渡部 昇一
プロフィール
(わたなべ・しょういち)1930~2017年。保守論壇を代表する碩学。知的正直をモットーに研さんし、その蔵書は15万冊にのぼる。若き日から幸田露伴の『努力論』を座右の書として、自助努力で言論人となる道を切り拓いた。代表作『知的生活の方法』は100万部超のベストセラー。
保守言論界の重鎮として活躍した、渡部昇一・上智大学名誉教授が逝去してから、4月17日で1年がたつ。
専門の英語学の枠を超えて、人生論や社会評論など幅広い分野で一級の言論を展開し、特に歴史問題では、豊富な知識や資料に基づいて自虐史観の見直しを訴えた。左翼全盛だった戦後日本の言論界で、国を愛する価値観を発信し、日本の誇りを守った「知の巨人」、渡部昇一氏が、今回の主人公だ。
過去世はアメリカ建国の父の一人
死後に還った世界はキリスト教霊界ではない!
浮かび上がる「知的ヒーロー」の姿