《本記事のポイント》

  • 中国が「月の裏側」着陸に意欲を見せている
  • 月の裏側は、UFO学的に見て"怪しい"場所
  • アメリカの国際宇宙探査計画への参加が決まった日本も「何か」を見るかもしれない

2018年の終わりには、月の裏側に中国の国旗が立つかもしれない。

月面探査機の「嫦娥3号」を旧ソ連、アメリカに続いて3番目に月面に着陸させた中国は2013年、次に「嫦娥4号」を月の裏側に着陸させると発表していた。それが今年だ。

月の裏側に着陸が困難なのは、地球からの通信が途絶えるからだ。しかし、そのために月の向こう側6万キロのところに、まず人工衛星を投入し、地球との通信システムを構築してから、探査機を月の裏側に着陸させる。これは、旧ソ連もアメリカも成し遂げていない地球初の試みである。

また、1972年のアポロ17号以降、月面に宇宙飛行士を送っていなかったアメリカだが、こちらも昨年12月、トランプ大統領が民間業者を含む国際協力のもと、月に再び宇宙飛行士を送るという指示書にサインをした。月への有人探査でまず拠点を作り、そこから火星など太陽系へ踏み出すというのだ。

中国もアメリカも、想定しているのは資源の獲得だ。特に中国のなりふり構わない野心的な宇宙探査計画に対しては、警戒する声も上がっている。

月の裏側は相当"怪しい"

しかし、国際政治の観点はさておいて、これらの動きには別の意味もある。というのも、月の表のみならず裏側は、UFO学的には相当"怪しい"からだ。

2001年、「月を中継地点として、すでにエイリアンが地球に飛来している」と、ワシントンD.C.のナショナル・プレス・クラブで大々的に暴露した「ディスクロージャー・プロジェクト」では、多くの政府関係者や元宇宙飛行士、元軍人などが驚愕の証言を行った。

中でも、米空軍のカール・ウォルフ軍曹が、国家安全保障局(NSA)の施設で、無人月探査機ルナ・オービターが撮った写真の中に、月の裏側に球形やドーム状の巨大な基地がある写真を見たことを証言している。複数の塔やレーダーアンテナのようなものもあり、それらは地球の建造物とは比較にならない大きさと構造だったという。

また、NASAの従業員だったドナ・ヘアー氏は、アポロ計画で撮られたUFOや月面のエイリアンの構造物の写真を、一般公開される前に修正して消す仕事をしていたと証言した。彼女は「月に行った者のほぼ全員が物体を見ている」と聞いたという。万が一、このことを口外したら、その身がどうなるかはわからないようだ。

ほかにも、1969年、アポロ11号の宇宙飛行士が、月の裏側で地球との通信が途絶えたとき、不思議な"宇宙的音楽"ともいえる笛の音を聴いたという記録が2016年に公開された。聴いたことのない音色に狼狽する宇宙飛行士の会話がそのまま公開されていた。その音源は未だに不明のようである。

日本も何かを目撃するか!?

こうした話は、もう他人事ではなくなるかもしれない。昨年12月、日本もアメリカの国際宇宙探査計画に参加するという方針が明らかにされたからだ。

月の軌道上の新たな宇宙ステーション計画への技術協力、というから、何を目撃するかわからない。これから月を目指す国は、このような"裏の事情"も想定しておくべきだろう。月を目指す各国がそこで何を見るか、どういう情報が流れ、どのように対応するのか――。世界中のUFO研究者たちは新たな情報を待ち構えている。(純)

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