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朴槿恵・前大統領の弾劾を予想
大川総裁は韓国情勢についても、2014年2月の時点で、朴槿恵・前大統領の退陣を予測していた。
「 この人は、おそらく自国民から追い出されるのではないでしょうか。追い出されるか、殺されるか、知りませんが、排除されそうです 」(『 朴槿恵韓国大統領 なぜ、私は「反日」なのか 』所収)
それから約3年後の2017年3月、実際に朴氏は友人の崔順実(チェ・スンシル)被告に秘密文書を流出させたことなどについて弾劾され、罷免された。韓国中で、大統領退陣を求めるデモが行われていた。
文在寅・大統領の「ファシスト化」を予想
朴氏が罷免された後、大統領に選出されたのは、文在寅氏だ。文氏の政権運営について、大川総裁はこう占う。
「 日本政府も、米国政府も、この人の公式発言を信じてはならない。誰に対しても耳ざわりのいい言葉で語りつつ、顔の皮の厚さは城壁の如く、腹の黒さは炭の如しである。(中略)恐ろしいファシストの誕生かもしれない 」(『 文在寅 韓国新大統領守護霊インタビュー 』まえがきより)
ファシストの特徴は、様々な層に実現不可能な約束をし、国内外に敵をつくりあげて、人気を集めることだ。
実際に文氏は、「幼児から高校までの公教育費用を国家が負担」「給食の全面無償化」などを掲げ、「丼勘定のバラマキ政策」(朝鮮日報)などと指摘されている。また「従軍慰安婦問題」についても頻繁に言及し始め、反日姿勢を鮮明にする。「嘘で生まれた人気を盾に、強権を発揮する」局面が訪れるかもしれない。
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