オバマ大統領は5月下旬、広島・平和記念公園で演説した。写真:毎日新聞社/アフロ
2016年8月号記事
ニュースのミカタ 1
国際
米大統領が広島訪問
歴史に名を残したいオバマ氏の次の狙い
71回目の終戦の日が近づいています。忘れてはならないのが広島・長崎への原爆投下です。
アメリカのオバマ大統領は5月下旬、現職のアメリカ大統領として初めて、被爆地・広島を訪問しました。原爆で犠牲になった人々を追悼し、核兵器の削減を訴えるためです。
オバマ氏は、広島市の平和記念公園で、「核兵器なき世界を追求しなければならない」と演説。ですが、原爆投下そのものへの謝罪はしませんでした。
「核の予算を増やすオバマ」
日本や各国メディアも、これを好意的に報じましたが、本当にそれで良かったのでしょうか。