「イスラム国(IS)」が占領していたファルージャの建物の前に立つイラク政府軍とシーア派民兵(2016年6月7日)。写真:UPI/アフロ

2016年8月号記事

ニュースのミカタ 2

国際

アメリカで史上最悪の銃乱射事件

イスラム教は悪魔の教えではない

アメリカ史上最悪の銃乱射事件は、イスラム教徒への憎しみを増してしまうのでしょうか。

フロリダ州のナイトクラブで6月、男が銃を乱射し、49人が死亡する大惨事となりました。犯人の男は、事件直前に警察に電話しており、過激派組織「イスラム国(IS)」に忠誠を誓っていたといいます。

事件を受けて、「イスラム教徒の入国禁止」を訴える大統領候補のドナルド・トランプ氏は、自分の主張が正しかったことを強調。支持率は下がりましたが、彼に賛同する人もいます。