意外なことに北朝鮮で携帯電話が普及しつつある。加入者は昨年9月時点で30万人を突破したという。

評論家の長谷川慶太郎氏の説では、PCネットワークであればプロバイダーを押さえれば情報統制が可能であるが、携帯ネットワークになると情報統制は不可能になるため、携帯電話の普及によって中国は情報統制が無力化しつつあるという。

この30万人がどういった層の人たちなのかは特定されておらず、貧困にあえぐ北朝鮮の人々が携帯電話を持っている姿は想像しがたいが、普及が進むことによって北朝鮮でも情報統制の崩壊が起こり得るかもしれないと期待したい。(吉)

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