北朝鮮が「人工衛星」と称するミサイルを発射。写真:KCNA/新華社/アフロ

2016年4月号記事

中国・北朝鮮に核兵器を使わせないために

日本も核装備を

日本を取り巻く安全保障環境は

かつてないほど厳しいものとなっている。

中国と北朝鮮という二つの核保有国が

目と鼻の先にあるのに、国防強化策は不十分だ。

隣国に悪を犯させないために、

日本の繁栄を守るために、

これまでタブーだった

「核装備」について考えるべき時が来ている。


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抗日戦争勝利70周年を機に中国が行った軍事パレード。写真:ロイター/アフロ

中台首脳会談に反対の声を上げる台湾の人々。台湾の自由は守られるのか。写真:AP/アフロ

世界を震撼させた水爆実験に続き、北朝鮮は2月上旬、長距離弾道ミサイルを発射した。国際社会は警戒を強めている。

中国も南シナ海で着々と人工島を築き、最近はミサイルも配備。地域の安定を脅かしている。「一国二制度」を約束したはずの香港や、台湾への関与も強め、自由を奪おうとしている。

中国が南シナ海や台湾を支配下に置けば、食料やエネルギーの通り道である日本の海上交通路(シーレーン)も危機に陥ることになろう。

かつてないほど緊張が高まる中、日本では昨年成立した安保法の廃止法案が野党によって衆院に提出されるなど、“平和ボケ"の状態にある。

大川隆法・幸福の科学総裁は、1月30日に沖縄県宜野湾市で、2月15日には東京・品川でそれぞれ講演会を行い、日本が今後取るべき外交・安全保障政策を提言した。

南シナ海に進出する中国の野心は止められるか。提供:U.S. Navy/ロイター/アフロ

次ページからのポイント

日本が植民地にされないために核装備の研究を進め日米共同の抑止力を

日米同盟は日本の資産

日本も核装備の検討を