「日本人は、国際的に発信力が弱い」と、よく指摘されます。

現在、ビジネスマンをはじめとする多くの人々が、熱心に英語を学んでいますが、もし、「明日、英語で10分ほどスピーチしてほしい」と頼まれたら、どう感じますか。とても高いハードルに感じませんか。

日本の企業や研究機関には、ノーベル賞級の技術が数多くあると言われますが、英語による国際的な発信が弱いため、海外で正当に評価されないのが実情です。

外交面でも、日本政府は、文化交流などを通じて自国の立場を世界に発信する「パブリック・ディプロマシー(public diplomacy)」がとても弱いです。歴史問題を見ても、中国や韓国の政府や民間団体が、嘘の歴史をねつ造して世界に広めている一方で、日本は、それを正すための発信が十分ではありません。

そこで今回は、国民一人ひとりが活躍の場を世界に広め、グローバルな発信力を高めるために必要な5つの考え方を学んでいきましょう。