昨年1年間に全国の警察に寄せられたドメスティックバイオレンス(DV)の相談件数が8万2201件と、過去最多を更新したことが6日、発表されました。

8万件を超えたのは、2001年にDV防止法が施行されて以降、初めてのことです。

DVとは、夫婦間や交際相手などのパートナーから、身体的、精神的な暴力を受けることです。家庭というプライベートな空間で行われることが多く、発覚しづらいことが問題視されてきました。

「DV」という言葉は一般化したものの、相談件数が増え続ける現状に、どう対処したらいいのでしょうか。