政府支出の内容を開示することを求める運動を行うアメリカのNPO「オープン・ザ・ブックス」が、米ウォール・ストリート・ジャーナル紙に広告を掲載しました。

5日に掲載された広告は、トランプ米大統領に宛てた手紙の体裁を取り、冒頭で大統領の経済政策の効果を祝福。「雇用は歴史的な増加を見せ、アフリカ系、メキシコ系、アジア系、そして高卒のアメリカ人の失業率も極めて下がっている。賃金は上がり、規制緩和は進み、企業の税率は国際競争力があるほど下がっている」としています。

それに続き、「残念ながら、連邦債務は激増し続けている」とし、「政府の支出が何に使われているか、オンラインで調べられるようにすべきだ」と提案しています。