嘘をつくことは「言論の自由」ではない 【宏洋氏・保守雑誌「WiLL」の嘘(3)】

嘘をつくことは「言論の自由」ではない 【宏洋氏・保守雑誌「WiLL」の嘘(3)】

 

《本記事のポイント》

  •  宏洋氏の「異を唱えると『悪魔』」という主張は嘘
  •  宏洋氏の「講演会の質問は職員か信者さん限定」という主張も嘘
  • 「総裁の長男」という肩書きを「飯の種」にするさもしさ

 

「『清水富美加が世界で一番可愛い』と言う父に対して、『戸田恵梨香の方が可愛い』と反論した人は悪魔です(笑)」──。

 

26日発売の月刊「WiLL」に、ユーチューブなどを通じて幸福の科学を誹謗中傷する大川宏洋氏(6月25日付で幸福の科学を懲戒免職処分。以下、宏洋氏)の対談記事が掲載された。

 

もちろん、冒頭の発言のような事実はない。

 

宏洋氏は、教団内で女性問題やセクハラ・パワハラを起こして、教団が運営する芸能事務所の社長を解任された人物(2019年2月22日付本欄 宏洋氏が語らない、教団を飛び出した背後にある真相 【宏洋氏・週刊文春の嘘(2)】 参照)。その事実に口を閉ざし、教団への腹いせのように嘘を重ね、「カルト」のレッテルを貼ろうとしている。

 

 

宏洋氏の「異を唱えると『悪魔』」という主張は嘘

26日付の本欄記事でも指摘したが、宏洋氏の主張にはあまりにも嘘が多い(文末の関連記事参照)。

 

教団によると、今回、「WiLL」誌は記事を掲載するまで、教団側に何の確認もしてこなかった。しかし、宏洋氏の嘘の主張を裏取りもせず、そのまま載せる手法は、長年、「WiLL」誌が問題視してきた「南京大虐殺」や「慰安婦の強制連行」を主張する中国・韓国のやり方と変わらないのではないか。それを"言論の自由"として肯定するつもりなのか。

 

今回の記事では、冒頭に紹介した「芸能人で誰が一番可愛いか」という事実誤認以外にも、宏洋氏は「幸福の科学の場合、父に異を唱えると『悪魔』と呼ばれてしまいます」などと語っている。

 

だが当然ながら、総裁と好みが違ったり、意見を言ったりすることで「悪魔」とされる事実はない。むしろ、幸福の科学は自由で積極的な意見を尊重している。

 

例えば、以前、総裁が名古屋で法話を行った際、信者から直接、「青年局長をつくってほしい」と要望されたため、組織の体制を変更し、青年局を新設した。「精舎」と呼ばれる全国に広がる研修施設での研修内容や数多くの出版物などにおいても、教えをベースに、信者の幅広いアイデアや要望を踏まえて、教団職員が創意工夫している。

 

 

宏洋氏の「講演会の質問は職員か信者さん限定」という主張も嘘

「WiLL」誌の記事では、宏洋氏が「講演会でも、昔は信者さん以外の質問も受け付けていたのですが、いまでは職員か長年の信者さん限定になりました。"事故防止"には余念がありません」と語り、閉鎖的な団体というレッテルを貼ろうとしている。

 

だが、これも事実ではない。

 

『君たちの民主主義は間違っていないか。』

『君たちの民主主義は間違っていないか。』

大川隆法×釈量子

幸福の科学出版

例えば、今年5月に東京都内で行われた、幸福実現党の立党10周年を祝う釈量子党首との対談で、大川総裁は、30分以上もの時間を質疑応答にあて、国政や国際情勢の先行きについて、夕刊フジや全国紙の記者の質問に答えている(2019年5月23日付本欄 今、解散すべき大義はない──大川隆法・幸福実現党総裁と釈量子党首の対談「君たちの民主主義は間違っていないか。」 参照)。

 

この講演内容は、公開され、直後に書籍となって全国の書店で発刊されている。「WiLL」誌は批判する対象の団体の新刊に目を通すこともせず、誤報を垂れ流している。これは許されることではない。

 

釈党首と対談を行う大川総裁(右)。

 

対談は、立ち見が出るほどの盛況ぶりだった。

 

 

『愛は憎しみを超えて』

『愛は憎しみを超えて』

大川隆法著

幸福の科学出版

大川総裁は今年3月にも台湾・台北市で講演を行った。この時、複数のマスコミを含む約800人が会場に詰めかけ、その半分以上が信者ではない人々だった。その中には、現役の台北市議や国立政治大学の教授、民間シンクタンクの関係者なども含まれていた。

 

大川総裁は講演後、会場の参加者から挙手による質問を直接受けたが、国内外で開く講演の多くでも同じように質疑応答を行っている(2019年3月3日付本欄 大川総裁が台湾で講演 台湾の自由、民主主義、信仰を中国本土にも広げるべき 参照)。

 

多くの参加者が詰めかけた、グランドハイアット台北。

 

2015年11月に都内で行われた、『正義の法』 著作2000冊突破記念パーティーでは、記者の囲み取材にも応じている(2016年2月号本誌記事 大川隆法総裁が記念パーティーで登壇 「世界の北極星でありたい」『正義の法』で2000書突破 参照)。

 

2015年11月、記念パーティーで囲み取材に応じる大川総裁。

 

 

「総裁の長男」という肩書きを「飯の種」にしている

また、記事で宏洋氏は、教団の理事長職を務めていたころ、「居酒屋でバイトもしていたんです。週六くらい出勤するバイト・リーダーでした(笑)」と自慢げに語る。

 

だが、もしこれが仮に事実だとしても、教団が了承したわけではない。多くの信者を裏切る行為であり、一般的な感覚からしても、職責上、許されるものではない。

 

ただ、こうした"悪さ"をできたということは、逆に言えば、教団が「監視」や「監禁」のようなことをする団体ではなく、かなりの自由性があることの裏返しと言えるかもしれない。

 

約2500年以上前、インドで仏教を開いた釈尊は、「指月(しがつ)のたとえ」を説いた。

 

釈尊は月を指し示すことはできるが、その月を見るか否かは各人の目であり、無理やり見せることはできない、というものだ。

 

つまり、悟りや修行、勉強の方向を教えることはできても、それを行じるか否かは各人の問題であり、行じれば救われるが、行じなければ救われない、という意味が込められている(参考『真のエクソシスト』大川隆法著、幸福の科学出版刊)。

 

クールな考えにも見えるが、その根底には、地上の世界が、各人の自由意志、自由裁量で生きることを任され、死後、善い行いをすれば天上界、悪い行いをすれば地獄という世界に赴くという、霊的人生観に裏打ちされた「自己責任の原則」がある。

 

幸福の科学は自由で寛容な団体ではあるが、一人ひとりの人生は、各人が責任を持って努力・精進して道を開いていく、というのが基本的な考えだ。

 

宏洋氏は、総裁や教団から何度もやり直すチャンスを与えられたにもかかわらず、周囲の期待を裏切るばかりか、自身を守ってくれた人々に罵詈雑言を浴びせている。

 

宏洋氏はユーチューブを始めた当初、周囲から教団とつながりがあると見られているため思うように仕事ができない、教団とは関係なく活動していきたい、という趣旨の発言を繰り返していた。

 

にもかかわらず、今では、「総裁の長男」という肩書を利用して、さまざまなメディアに露出し、総裁や教団を誹謗中傷して、それを「飯の種」にしている。その姿は、あまりにさもしく、自分に自信と実力がないことの証明でしかないだろう。

 

こうした人物の主張に乗ってしまう「WiLL」誌も、自ら「オピニオン誌」の品位を落としているのではないか。「人物眼」が鈍れば、保守的な言論を愛する読者も離れていくだろう。

 

【関連記事】

2019年6月26日付本欄 幸福の科学が大川宏洋氏を懲戒免職処分

https://the-liberty.com/article.php?item_id=15947

 

2019年6月26日付本欄 宏洋氏が主張する「神託結婚」はまったくの嘘 【宏洋氏・保守雑誌「WiLL」の嘘(1)】

https://the-liberty.com/article.php?item_id=15946

 

2019年6月26日付本欄 「なりきる」ことを霊言と称する宗教的教養の足りなさ 【宏洋氏・保守雑誌「WiLL」の嘘(2)】

https://the-liberty.com/article.php?item_id=15948

 

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タグ: WiLL  大川宏洋  千眼美子  清水富美加  悪魔  誹謗中傷  幸福実現党  釈量子  

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