宏洋氏の「不適切動画」 宗教の教養が足りないただの「悪口」

宏洋氏の「不適切動画」 宗教の教養が足りないただの「悪口」

 

《本記事のポイント》

  • 幸福の科学は信者約1200万人、世界100カ国以上に広がる
  • 宏洋氏は宗教の教養が足りないことを自ら告白している
  • 世界宗教は「霊言」から始まっている

 

「不適切動画」に対して、社会から厳しい目が向けられている。

 

飲食店やコンビニのアルバイト店員が、商品や器具類を使うなどして悪ふざけする様子を動画で撮影。それがSNSで拡散され、企業やブランドイメージを著しく傷つけている。

 

アルバイトによる不適切動画問題が起きた飲食チェーン「大戸屋」は今月4日、ほぼすべての店舗を一斉休業し、全従業員向けの勉強会を開いた。これによる損失は1億円に上り、問題の店員には法的措置も検討しているという。

 

個人の無責任な言動や行動が、企業や組織に大きな損害を与える。

 

最近、宗教の分野でも、「不適切動画」が存在する。代表的なものが、大川宏洋氏のそれだ。

 

宏洋氏は俳優や脚本家としての活躍を目指しているはずだが、その分野での活動が思ったほどうまくいっていないためか、YouTuberを名乗り、「幸福の科学の悪口を言う人」になっている。

 

問題なのは、その悪口の内容が、嘘や思い込み、憶測に基づいたものが多いことだ。事実に基づかない形で、信仰の対象や教団を批判し、信仰者の心を傷つけることは許されない。それは、日本のみならず、世界の常識でもある。

 

宏洋氏の嘘や思い込みによる発信が目に余るため、今回、主な間違いについて指摘したい。

 

 

信者約1200万人、世界100カ国以上に広がる幸福の科学

宏洋氏は動画で、さまざまな機会をとらえ、「幸福の科学の信者は1万3000人ぐらい」などと語る。その根拠として、教団のYouTube公式チャンネルの登録者数を挙げている。

 

だが、そもそも宏洋氏は、同チャンネルの趣旨を理解していない。

 

このチャンネルでは、大川隆法・幸福の科学総裁のプロフィールや過去の法話の短い抜粋動画を見ることができる。つまり、主に信者以外の広い層に、幸福の科学に興味を持ってもらう場である。教団内で、積極的に告知しているわけでも、登録を呼び掛けているわけでもない。

 

幸福の科学の信者は約1200万人、世界100カ国以上に広がっている。それを裏付けるものとして、例えば、大川総裁は2017年8月、東京ドームで大講演会を行ったが、平日の夜の開催にもかかわらず、5万人以上が参加。さらに、全国・全世界3500カ所にも衛星中継された。

 

他にも教育事業として、栃木県と滋賀県に中高一貫校「幸福の科学学園」があり、千葉県には日本発の本格的な私学として、高等宗教研究機関「ハッピー・サイエンス・ユニバーシティ」がある。

 

説法回数は2900回を超え、そのうち英語説法は130回以上。すでに世界5大陸で講演を行っており、今月3日には台湾で講演。「台湾は中国とは別の国家である」と指摘するなど、文字通り、世界を股にかけた活動を展開している。

 

 

宗教の教養が足りないことを自ら告白している宏洋氏

宏洋氏は動画で、「自分が書いた映画の脚本が書き換えられた」と主張する。

 

だが実際には、宏洋氏の脚本は、退廃的な「地獄もの」や「自分史」のようなものが多いことが問題だった。その上、プロのレベルに達していないため、より能力の高い者が修正を加えないと使えないレベル。宗教が信者の多大な協力で製作している映画である以上、そうした、テーマに問題があり、かつ、未熟な脚本は上映できない、というのが実情だ。

 

また、宏洋氏は、「(幸福の科学には)主と一体となる、という教えがあり、総裁と考え方や行動が似てくると良い、という教えがある。恐いですね~」と揶揄する。

 

しかし、この指摘は、自ら宗教の教養が足りないことを告白している。

 

仏教では、心に仏を思い浮かべ、自分と仏との一体感を味わう「入我我入(にゅうががにゅう)」という境地があるように、信仰者は仏に近づくために、教えを学び、修行する。キリスト教においても、信徒に対して、神を信じ、神を愛し、神と一体となることを教えている。

 

宏洋氏の指摘は、基本的な宗教的教養を身につけていない、極めて稚拙なものであることが分かる。

 

 

幸福の科学は科学や医療を否定していない

さらに、宏洋氏は動画で、「総裁が病院を否定する。なぜ否定するか、それは競合他社にあたるから。ビジネス的な理由がある」と主張するが、この点にも大きな間違いがある。

 

幸福の科学では、教えによって自分の心を正し、神仏への祈願を行うことによって病気やけがが治る奇跡が数多く報告されている。しかし、病の原因が心にあるからといって、医学の進歩を否定しているわけではない。

 

大川総裁は、著書『はじめての信仰生活』(幸福の科学の精舎・支部のみで頒布)で「当会の教えは、科学と対立したり、科学を否定したりするものではありません。科学技術や医療等の進歩も認め、受け入れています」と記している。

 

また、『復活の法』でも、次のように説いている。

 

私が基本的な立場として言っておかなければならないと思うことは、『新しい宗教としては、これからも日進月歩するであろう科学技術文明そのものを否定するかたちの宗教にはしたくない。世の中が便利になるのは結構なことである』ということです

 

逆に、「本来、病なし」といった教えは、薬がなかった時代には"安上がり"でよかったかもしれないが、極端であるとも指摘。大川総裁は、医学や科学の進歩は、人々を便利にしたり楽にしたりしようとする神仏の慈悲の流れであり、尊いものだと繰り返し述べている。

 

事実、幸福の科学は、医療従事者の信者も多い。

 

 

世界宗教は「霊言」から始まっている

宏洋氏は霊言についても、宗教的秘儀を軽々しくモノマネのようなニュアンスで揶揄するが、この点についても指摘しておく必要がある。

 

そもそも、仏教、キリスト教、イスラム教といった世界宗教は、「霊言」から始まっている。

 

キリスト教の開祖イエスは『聖書』で、「あなたが聞いている言葉は、私のものではなく、私を遣わした父の言葉である」(ヨハネの福音書14・24)

 

イスラム教の開祖ムハンマドも、ヒーラ山の洞窟の中で修行している際に、天使ガブリエルが現れ、ムハンマドに「詠め」と命じて、アッラーの言葉を伝えた。それが現代にも伝わる『コーラン』となった。

 

大川総裁の公開霊言収録は、今年2月時点で900回を超え、その分野は、政治、経済、教育、経営、社会問題など多岐にわたり、1回の霊言がそのまま書籍になるほど中身のあるものになっている。

 

宏洋氏は動画で、他のYouTuberと霊言のまねごとをしていたが、これは信仰を冒涜する行為であり、多くの信仰者の心を傷つけている。本当の霊言は、長年、修行し、極めて高度な霊能力を持つものでなければできない。

 

こうした宗教的な秘儀を侮辱する行為は、宗教者から見れば、ある意味で、お寺や教会の仏像や十字架にペンキをかけたり、いたずら書きをするような行為に等しく、決して許せるものではない。

 

以上、いくつかの論点を指摘してきたが、宏洋氏による幸福の科学に対する誹謗中傷は、宗教そのものを否定するものに等しく、日本を中心に全国・全世界で行っているさまざまな活動を邪魔するだけの「悪口」に過ぎないことが分かるだろう。

 

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タグ: 不適切動画  YouTube  大川宏洋  霊言    医療  

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