日本人の個人金融資産は、合わせて1800兆円を超えていると言われています(日銀統計)。一方、給料はなかなか増えず、2017年の実質賃金も前年に比べて0.2%減りました(厚生労働省)。

そんな中、お金を投資で増やそうと考える人も多いようです。ここ数年の日経平均株価の上昇や、ビットコインなど仮想通貨の人気などは、その表れと言えるでしょう。

一般的に、何か価格変動の大きな商品を、安い時に買って、高い時に売ることで、利益を得ようとすることを、「投機」と呼びます。「見込みのあるものを長期的に育てるために資金支援する投資」とはニュアンスが少し違います。

果たして、この「投機」をどのように捉えるべきなのでしょうか。本欄では、大川隆法・幸福の科学総裁の著書から、「投機との正しい付き合い方」に関する内容を紹介します