大川隆法・幸福の科学総裁は建国記念日である11日、大分県の大分別府ビーコンプラザ・コンベンションホールで、「信じる力」と題し、講演を行った。会場には約5000人が詰めかけ、講演の様子は同グループの中継網を通じて、全国に同時中継された。

大川総裁は講演の冒頭、長くやっていくうちに少しずつ影響力が出てきたと、31年に及ぶ教団の歴史を振り返った。

10日にワシントンで行われた日米首脳会談については、「 次はトランプ革命だと思って、この流れについていかなくては駄目だと、後の執着を断ち切って、この方向に舵を切れということを、年末から発信しましたので、この国もそちらの方向に向かって動いていると思います 」として、アメリカやロシア、日本の政治などに幸福の科学からの発信が大きな影響を与えていることを述べた。

思想の力で憎しみを乗り越える

大川総裁はまた、最近の米中関係などを踏まえ、ここ4、5年のうちに、南シナ海や北朝鮮、台湾などをめぐり、局地的な戦争ないし紛争が起きるとの見通しを示し、次のように述べた。

国防の自覚を持つことは大事であると同時に、それを乗り越えるだけの、理論的な思想がなかったらいけないと思っています 」「 自分たち以上、人間以上のものを、やっぱり信じることによって、人間は崇高な気持ちを持つことができますし、憎しみ合っている者同士が、お互いに許し合うことができ、和解し合うことができるのは、人間を超えた立場があって初めて実現することだと思っています

国内政治にしても、国際関係を構築していくにしても、大切なものは「考え方」にある。どのような思想に基づいて未来ビジョンを構築するかが、人類の未来を左右する。

幸福の科学は、紛争を終わらせ、多くの人々を幸福に導くための「思想」を数多く出している。それが、天上界の神々、あるいは高級神霊からの教えであり、大川隆法総裁の経典や霊言として発刊されているものだ。

こうした神々の教えを信じ、実践していく人が増えるなら、世の中は大きく変わっていく。

大川総裁は、「 信じる力というのは、本当に、物理的な力を持って、この世で、みなさまがたの道を妨げているものを、打ち破って、貫いていくだけの力があるのです 」と力強く語り、講演を締めくくった。

本講演では、他にも次のような多岐にわたる論点への言及があった。

  • 大川総裁が教団をスタートさせる前の葛藤について
  • トランプ政権はアメリカを分断するか?
  • 仏教、キリスト教、イスラム教などの世界宗教の違いを乗り越えるために
  • 中国、韓国、北朝鮮の今後
  • 病気が治る、経済的立ち直りなどの「奇跡」と「信仰」の関係

この法話は、幸福の科学の全国の支部、精舎、拠点において、拝聴できます。

支部や精舎への問い合わせは、以下の連絡先まで。

・幸福の科学サービスセンター

Tel:03-5793-1727 : 火~金/10:00~20:00 土日/10:00~18:00

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