釈迦の有名説法から見る、仏教の「幸福論」とは? 【幸福の科学「大学シリーズ」】
2014.11.06
法話抜粋レポート
釈尊の"有名説法"を解説
仏教は「幸福論」を説いていた
2014年8月20日収録
2015年に開学を目指す幸福の科学大学(仮称・設置認可申請中)の創立者、大川隆法・幸福の科学総裁は、「幸福学」の必要性を唱えている。これは、大川総裁の1700冊を超える著作を、世界の宗教や哲学も踏まえながら、学問的に抽出したものだ。大川総裁はその一貫として、仏教の「幸福論」を現代人にわかりやすく解説した。
この世には苦しみしかないのか?
仏教には、「幸福学」といったものには馴染まないイメージがある。「四苦八苦」という用語があるように、「この世は、苦しみや悲しみに満ちた世界」という教えがあるからだ。もし、生まれてきたこと自体が単なる苦しみなら、「幸福」という言葉が出てくる余地はない。
しかし、大川総裁は、「仏教は幸福について説いていない」という考え方に対して、 「釈迦の真意にまで迫れていない」 と指摘する。
「人間に宿る魂が天上界にいて、この世に生まれてくる」ということを前提とすれば、なぜ彼らは、わざわざ苦しみの世界に生まれて来るのか。それは、この世に生まれてくることに何らかのニーズ、意味があるからだ。そうでなければ、世界の人口が増えていくのはおかしい。
大川総裁は、 「この世の人生にも何らかの魂修行としての面があって、人はこの世に生まれ変わってくる」 と、この世の意義を述べた。
また大川総裁は、仏陀自身が幸福を求めていた、という逸話を紹介した。
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