ユーロ危機はどうなったの? - そもそモグラのそもそも解説
2013.03.25
2013年5月号記事
そもそモグラのそもそも解説
ユーロ危機はどうなったの?
最近、ユーロ危機のニュースが減ったように感じますが、どうなったのでしょうか? 解決したのでしょうか?
ギリシャだけでなく他の国も危ない
ユーロ危機は続いています。小康状態を保っているだけです。
ユーロ危機とは、2009年10月に、ギリシャの財政赤字がそれまで公表していた数字よりも、はるかにひどかったとわかったことで生じました。
財政赤字とは、政府が使うお金の額に見合うだけの税収が足りずに、借金(国債の発行)でその穴を埋めることです。借金がかさむと資金繰りが危うくなって、借金を返せなくなります。それをデフォルト(債務不履行)と言います。その場合、国債を持っていても、償還されない、つまりお金が戻ってこなくなる可能性があるのです。
「自由・民主・信仰」のために活躍する世界の識者への取材や、YouTube番組「未来編集」の配信を通じ、「自由の創設」のための報道を行っていきたいと考えています。
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