安倍路線の継承者 高市早苗の限界 - Part 2,3 「憲法9条改正」「核の議論」から逃げるのでは

2024.11.28

2025年1月号記事

安倍路線の継承者

高市早苗の限界

「高市首相待望論」が高まっている。
石破降ろしが起きれば、次期総裁に名乗りを上げると見られる高市氏の資質に迫る。


contents


Part 2

結局、憲法9条の「改正」から逃げるのでは

自民党は「自主憲法の制定」を党是に掲げ、9条改正を悲願としてきた。

9条には大いなる矛盾があり、自衛隊が存在する一方で、9条の第1項で「戦争を放棄」し、2項では「陸・海・空軍は保持しない」「国の交戦権は認めない」と定めている。これにより、"自衛隊は軍隊ではない"という異形の状態が生まれ、自衛隊の手足が縛られている。

この戦後体制を変えるよう、保守派は安倍首相に大いに期待し、「安倍路線の継承」を公言する高市氏にも、本当は同様の期待を寄せてきた。

まずは方便だと理解していたが…

では、改憲をめぐる安倍路線とは何だったのか。

※文中や注の特に断りのない『 』は、いずれも大川隆法著、幸福の科学出版刊。

 
次ページからのポイント(有料記事)

改憲できるのにしなかった安倍政権

高市氏はすでに腰砕け

「サナエあれば、憂いなし」は誠か

日本を守るには核の議論は避けて通れない

 

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タグ: 非核三原則  安全保障  軍隊  憲法改正    防衛費  集団的自衛権  憲法9条  自衛隊  2025年1月号記事  日米同盟 

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