石破首相と亡国の足音? - Part 3 石破首相のホンネ── 経済
2024.10.29
2024年12月号記事
石破首相と亡国の足音?
石破茂・新首相の驚きの本性と、予想される危機に迫る。
それらが意味するのは、「自民党幕府の最期」が迫っていることである──。
contents
石破首相と亡国の足音? - Part 3 石破首相のホンネ── 経済
石破首相のホンネ── 経済
「経済がさっぱり分からない」
向かう先は増税路線
石破氏が自民党総裁選に勝利した翌週、「石破ショック」という言葉が世間を騒がせた。新総理誕生に際しては、「ご祝儀相場」として株価は上がることが多いが、日経平均株価は一時2000円以上も急落したのだ。
最大の理由の一つは、石破氏が総裁選で「金融所得課税」の強化を訴えていたことだった。
この増税案をめぐっては、2021年の総裁選で同様の主張を掲げていた岸田文雄前首相もマーケットの洗礼を浴び、「岸田ショック」と言われた経緯がある。
市場の警戒感がいかに強いかをほとんどの政治家が痛感し、先の総裁選でもこの案を持ち出す候補者はいなかった。そんな中、石破氏だけが改めて明言し、党内外を驚かせたのだ(*1)。
「投資」は資本主義経済のメインエンジンである。そこにブレーキをかける施策を平気で提示した石破氏は、いったいどのような「経済観」を持っているのか。多くの人が疑心暗鬼になっている。
(*1)その後、批判を受けて言及しなくなった。
※文中や注の特に断りのない『 』は、いずれも大川隆法著、幸福の科学出版刊。
次ページからのポイント(有料記事)
お札の勘定くらいならできるが……
COLUMN 地方創生相時代の"実績" 文化庁移転は何だったのか?
「原発ゼロ」への未練で電力危機と戦えない
自民党幕府の最期が近づいている
「自由・民主・信仰」のために活躍する世界の識者への取材や、YouTube番組「未来編集」の配信を通じ、「自由の創設」のための報道を行っていきたいと考えています。
「ザ・リバティWeb」協賛金のご案内
YouTubeチャンネル「未来編集」最新動画