逆境の中にこそ希望が見いだせる 西九州に灯す世界宗教の光 - 地域シリーズ 佐賀・長崎
2024.01.29
佐賀市街を望んで。手前の鞍型の建物は、佐賀出身の企業家・市村清が寄贈した市村記念体育館(写真提供:PIXTA)。
2024年3月号記事
地域シリーズ
佐賀・長崎
逆境の中にこそ希望が見いだせる
西九州に灯す世界宗教の光
この世の苦難・困難を乗り越えた西九州の偉人たちの生き方に見る、創造主の光とは何か。
誰しも、人生の中で逆境に直面することがある。しかし、「『それを、どのように受け止め、どのように乗り越えていくか』ということは、各人に任されている」のも事実だ(*)。
佐賀・長崎には、苦難・困難を乗り越え、その魂の高貴さを輝かせた偉人たちがいる。逆境の中でこそ、その人格は磨かれ、魂の生地がいよいよ明らかになってくる。その生き方は、後の世に生きる私たちを励ましてくれる。
こうした偉人たちの生き方からは、仏教やキリスト教など、世界宗教に共通して流れる「人間のあるべき姿」についての教えがあることが感じられる。
現代の日本人は宗教を意識せずに生きている人も多い。しかし本来宗教は、一人ひとりが人生の荒波を超えていく指針になるものである。私たちが何を学ぶべきか、その歴史をどう受け止めるべきか、考えてみたい。
(*)『逆境の中の希望』
※文中や注の特に断りのない『 』は、いずれも大川隆法著、幸福の科学出版刊。
次ページからのポイント
【佐賀】この世の苦難・困難に咲かせる泥中の花
Column・妖怪を退治した空海
【長崎】イエスが信じた主なる神とは
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