九州電力、原発全4基稼働で値上げ申請見送りへ 「物価対策」掲げるなら全国の原発再稼働前倒しを

2023.02.09

玄海原発(Wikipedia/Muyo)

《ニュース》

九州電力はこのほど、玄海原発4号機を再稼働し、保有4基を同時運転させる態勢となります。

《詳細》

佐賀県の玄海原発4号機は、テロ対策施設の工事を進めるために昨年9月より運転停止となっていました。施設は今月2日に完成し、九電は同7日に原子炉を起動。9日ごろに発電を開始します。最終的な検査を経て、3月上旬にも通常運転に入ると報じられています。

これにより九電が保有する4つの原子炉(玄海3、4号機、川内1、2号機)すべてが運転状態に入り、これは約1年ぶりです。

電力大手各社はロシア・ウクライナ戦争等によるエネルギー価格高騰で収益を悪化させており、7社が家庭向け「規制料金」の値上げを経済産業省に申請しています。そうした中、九電はこの度の原発再稼働で収支改善が見込めるとして、値上げ申請を見送る方針を示しています。

《どう見るか》

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タグ: 九州電力  エネルギー価格高騰  規制料金  原発再稼働  電力供給  電気料金  値上げ 

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