「格差社会」という言葉には「呪い」が込められていないか- ニュースのミカタ
2022.09.29
共産主義の根底にある「嫉妬」を正当化しても、実現するのは「貧しさの平等」である。写真:ZUMA Press/アフロ
2022年11月号記事
ニュースのミカタ
社会
「格差社会」という言葉には
「呪い」が込められていないか
「格差社会を許すな」──。
2006年秋の小泉政権退陣以降、日本社会ではこうした主張が急に強くなり、今では国中を覆っています。
「新自由主義は間違っている」とか、「お金持ちにもっと税金をかけよ」とか、「MMT(現代貨幣理論)を使って、金をばらまけ」とか……。
しかしそうした主張の根っこは、すべて同じでしょう。
旧ソ連の崩壊と共に消えるはずだった「共産主義」が、西側社会で「福祉国家」として生き延び、「格差社会是正」を声高に叫んでいます。
「自由・民主・信仰」のために活躍する世界の識者への取材や、YouTube番組「未来編集」の配信を通じ、「自由の創設」のための報道を行っていきたいと考えています。
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