中国が「国家脅かす行為」密告に最大200万円の報奨支給へ 政権ぐらつきに当局がいよいよ焦り始めた!?

2022.06.10

画像: Eastimages / Shutterstock.com

《ニュース》

中国国家安全部が、「国家の安全を脅かす」行為の通報を奨励し、密告者には多額の報奨金を与える新法を制定し、波紋を呼んでいます。

《詳細》

同法は「公民挙法危害国家安全行為奨励法」と呼ばれ、中国国家安全部により6日に公布されました。

同法では、重大な情報の提供者には、表彰状という「精神的報酬」か、現金による「物質的報酬」が進呈されます。報奨金は貢献度に応じ、1万元から最大10万元(約200万円)まで4段階に分かれます。所得水準などを考えると、かなりの額です。

密告は対面、ネット、ホットライン経由など、いずれでも受け付けられると言います。

これにならって香港警察も、8日から「対テロ通報ホットライン」を開設。密告者への報奨金支給を開始しました。

一連の動きに対し、「文化大革命時代の密告文化が復活する」と危惧する声が上がっています。

《どう見るか》

続きは2ページ目へ(有料記事)


タグ: 密告  スパイ  報奨金  ネット  反乱軍  中国国家安全部  監視  香港警察  文化大革命 

「自由・民主・信仰」のために活躍する世界の識者への取材や、YouTube番組「未来編集」の配信を通じ、「自由の創設」のための報道を行っていきたいと考えています。
「ザ・リバティWeb」協賛金のご案内

YouTubeチャンネル「未来編集」最新動画



記事ランキング

ランキング一覧はこちら